昨日、オーダーインソールを作りたいとご予約をいただき、足形計測を致しました。
3D足形計測機とフットプリンターの2種類を使用してお客様の足形計測を行い、その後、その結果を一緒に見ながら、いろいろご質問(ヒアリング)して、お客様の要望に沿ったインソールを提案させていただきます。2種類の計測自体は20分程度で終了し、ヒアリングに30~40分程度かけながら、実際に足の触診も行います。
3D足形計測では、座位と立位 両方の計測を行い、足のアーチの高さを体重が掛かっていない座位のパターンと体重が掛かっている立位のパターンとを比較して、その人の最適な高さを算出します。このアーチの上下運動が、血液を流動させるポンプ運動となりますので、非常に重要です。
同時にその位置の把握も行い、どの部分をどれだけ支えるのか(インソールで持ち上げるのか)をヒアリングの中で特定していきます。。
その支える部位がどこかを、もう一つの計測器のフットプリンターを用いて再確認します。その際にもう一つ重要な「足底圧」をみます。極端に外側に体重が、また内側に偏っていたりしていないか。指が床にきちんと5本付着しているかどうか。タコや魚の目、踵の角質の状態は?などをみながら、その人特有の癖を探ります。どうして現状の足に至ったのか。その理由をヒアリングしながら推測していき、インソール硬さや部位の高さをその人の状態に合わせる作業となります。
体重を支え、歩行がより楽になるように、本来の正しい姿勢に近づけるように、足の裏の土台を安定させる。そして、より安定が増し、効果が出るように、靴のご提案も一緒に行うことも多いです。
メールやLINEでも、お問い合わせいただければ、お答え致します。
久保田でした。